カテゴリ:帰り道( 11 )

アタリとハズレ。

帰り道、見つけた懐かしいもの。
思わず買ってしまった。

「飴、食べる?」
「うん、食べる」
「じゃあ、はい」
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カラカラっと音がして、手のひらの上に飴がこぼれる。
白い飴だったらガッカリ(笑)。
そんな経験、したことあるでしょ?

こんな見栄えもしない缶に、たくさんの種類の違う飴が入っているだけで
宝石箱のように思えたあの頃。
どの飴が出るのか息を呑んで手を差し出した時が
生まれて初めてワクワクした瞬間かもしれない。

いつ忘れてしまったかも思い出せない小さな想い。
時々、その大切さを思い出させてくれる小さな缶。
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by yacchi-fu | 2009-11-05 22:56 | 帰り道

斜陽。

医学の世界は日進月歩。
人の力はすごいもので、どんな困難もあっという間に克服していく。
ただ、それは人自身ではなく、ハードの話。
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50年もの間、たくさんの人の誕生と死を見守ってきた病院も
その役目を終えて、解体されようとしている。
斜めに差す夕陽は、引導を渡すようにも、最後の姿を惜しんでいるようにも見えて
何とも言えない寂しい気持ちにさせる。
「お疲れさま」なんて一言では、ずいぶんと失礼だけど
それ以外の言葉が思い浮かばない。

年を取って機微がわかるようになったことは良かったけど
時々、何もわからなくてもいいんじゃないかなと思う。
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by yacchi-fu | 2009-06-18 22:42 | 帰り道

お酒の後には。

タイトルだけで何の事か想像できる人は、お酒好きな人ですね(笑)。

カフェでダーツをするときは、いつもビールを延々と飲むだけで
ほとんど何も食べないので、次の朝、二日酔いがきつめになる。
僕も健康に気を遣うお年頃なので、何か食べた方がいいと思い
「お酒の量を少し減らして帰りにラーメンを食べて帰ろう」
と友人に提案したところ快諾してくれた。

まずは「節骨麺たいぞう」へ。
注文したのは、鶏塩ラーメン。
あっさりしているけどコクのあるスープに中太麺の組み合わせ。
塩気のあるスープがお酒を飲んだ後の体に染み渡る気がする(笑)。
僕には、ちょっと重めかな。
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いつもは、帰り道にラーメン屋を見かけてふらっと入るから
いざラーメンを食べに行こうと思うと、どこへ行くかなかなか決まらない(笑)。
こういうときは話題性重視かな。
ということで、東京で本当に美味しいラーメン第6位の「臥龍」へ。
注文したのは、炙りチャーシュー麺。
軍鶏ガラのスープで、麺は蓮根を練り込んだ中細麺。
上品な味わいで、本当のラーメン好きの人には物足りないかも。
青ネギの風味もまた格別で、僕はかなり好きな方。
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何回か「帰りラーメン」を試してみたところ、今度は次の朝、胃がもたれる(笑)。
夜遅くに食べるから、お腹周りも気になるし・・・。
結局この企画は、2回でボツになりました(笑)。
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by yacchi-fu | 2009-02-19 18:15 | 帰り道

プライスレス。

「軽く投げに行こう」
いつもの友人と、いつもの店へ。
Cafe Cherirの店員は「生ビールでいいですか?」と
いつも笑顔で迎えてくれる。

いつも通り、ダーツを投げていたら
すごくかっこいいナイスミドルのオジサマが投げ方を教えてくれた。
なぜか僕にだけ(笑)。
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「余計なお節介だけど」
いったい僕らのどこが気に入ったのかわからないけど
とても丁寧に教えてくれた。
その後、友人に2勝もして、抜群の効果有り。
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BGMは80年代の音楽。
いつもJAZZばかりなのに今日だけ特別みたいに。
ビリージョエル、ジェネシス、カルチャークラブ、デュランデュラン
ボンジョビ、プリンスなどなど。
軽くのつもりがこれじゃあ帰れないよと店員と盛り上がった。
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途中、ナイスミドルが「先に帰ります」と挨拶してくれて
大人ならではの爽快な気分にさせてくれる。

たぶん、1年に1回あるかないかくらいの楽しいひととき。
プライスレスなんて、CMじゃないけど本当にあるものだ。
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by yacchi-fu | 2008-11-13 00:05 | 帰り道

自分の素。

この世に生まれてからずっと、何かを食べてきたから
自分の身体は食べ物によって出来ているはず。
ということは、小さな頃から何度も食べているものが、
より多くの細胞を作っていると考えられる。
だから、自分の魂に訴えるような食べ物があるのかな?

今日は、大学が終わった後、ラーメンでも食べて帰ろうと思って
渋谷にある「味の時計台」に行った。
いつもは後輩の好きなとんこつラーメンばかりだから
たまに地元のラーメンを食べたかったので。
注文したのは醤油ネギチャーシュー。
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茎わかめを見て、思わず顔がほころぶ。
「そうそう、これだよね」
一口目、スープを口に運ぶと、スープの味と僕の記憶が
シンクロするような不思議な気分。
ずっと昔、僕がまだ小さい頃、市立病院の近くにラーメン屋があって
病院に行った帰りは、母が必ずそこでラーメンを食べさせてくれたので
わざわざ仮病まで使って行ったことを思い出した。
具合が悪いはずなのに、ラーメンを全部食べた僕に
母は「そんなに食べられたら、すぐ治っちゃうね」と言う。
僕はしまったと思いつつも、この人はこんなに鈍くて本当に
僕の母親なんだろうか?と内心思った。
醤油ラーメンの味と母の想い出、それが今の僕の素なんだろうな。

今日はずいぶんと涼しかったけど、僕の生まれ育った田舎では真夏の暑さ。
今朝そのことを思い出したのは、きっと偶然じゃないね。
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by yacchi-fu | 2008-08-22 21:05 | 帰り道

懲りない二人。

金曜日だし、蒸し暑いし、これは帰りに寄り道かなと思っていたら
同じことを考えてるヤツがもう一人。
誕生日が同じだからってわけじゃないと思うけど(笑)。

冷房のきいた居酒屋もいいけど、夏はやっぱり焼鳥屋でビールでしょ!
ということで、三軒茶屋屈指の焼鳥屋「とり石」に行ってきた。

まるまるとした大きさの砂肝は、僕のお気に入り。
焼き鳥と言えば七味だけど、ワサビもあっさりしていて美味しい。
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焼鳥屋でなんですが、毎回注文するしらすおろし。
かなり大好物なんです(笑)。
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手羽焼きは、焼鳥屋ならではの料理。
家ではこう上手く焼けないからね。
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しめは、とりと梅のチャーハンをスープに入れてお茶漬け風に。
お行儀が悪いけど、これがまた美味しい。
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いや~、最高だね!
なんて調子にのって二人ともだいぶ飲み過ぎ。
「自転車は押して帰れよ~~」と大きな声で友人を見送った。
ちょっと寄り道のはずだったのに、いつも懲りない二人でした。
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by yacchi-fu | 2008-07-12 13:00 | 帰り道

7月7日、曇り。

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「自分の娘を結婚させておいて、1年に1度しか会わせないなんて
なんてわがままな親なんだろう」
初めて七夕の伝説を知った時は、まだ子どもだったので
僕の率直な感想は、そんな色気のないもの。

やがて、人を好きになるようになって
1年に1度しか会えないことが、どんなに切ないかを知って
やがて、人を愛するということがわかるようになって
1年に1度会えることが、どんなに大切なことか知って
やがて、人との別れの辛さがわかるようになって
毎日が1年に1度だということを知る。

昨日、夏彦は何を話したのかな。
僕なら1年に1度しか会えない人に何を話すだろう。

昨日は七夕生まれの友人の誕生会。
会の終わりにみんなで「また来年ね」と言い合った。
少し飲み過ぎて千鳥足の帰り道、夏彦が織姫と何を話したかはわからないけど
きっと「またね」と言って笑顔で別れたんだとそう思った。
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by yacchi-fu | 2008-07-08 20:47 | 帰り道

寄り道。

「今日、寄り道して帰ろう」
僕にとって一番の飲み友達と飲みに行く時、お互いの誘い文句。
「今日、飲みに行こう」だと、ちょっと構えちゃうけど
寄り道なら何も考えずに「いいよ」って言える。

いつもなら、焼き鳥屋や居酒屋に行くけど
今回は、僕らも良い年頃なので蕎麦屋で飲もうってことに。
居酒屋と違って雰囲気はとても静か。
年配の夫婦から若いカップルなど、わりと客層は幅広い。

とりあえず、蕎麦田楽から。
ゆずの風味が爽やかで、ほのかな蕎麦の香りと素朴な味が
気分を落ち着かせてくれる。
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蕎麦屋で飲むならやっぱり天麩羅かなと、野菜天麩羅の盛り合わせ。
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僕が小さい頃、父が好きだったのでよく食べた揚げ出し豆腐。
片栗粉の味がとても懐かしい。
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シメはせいろで。
本わさびの風味が蕎麦と絶妙のコンビネーション。
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だいたい彼と飲みに行く時は、仕事の話になるんだけど
今日は、あの映画が泣けるよとか、そんな普通の話。
「そう言えば、仕事の話をしてないね」
そんなことも忘れてしまうくらい、気分良く飲めた蕎麦屋。
これだから寄り道はやめられない。
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by yacchi-fu | 2008-06-11 21:24 | 帰り道

都会暮らしのホタル。

昭和女子大学の体育館の周りには、たくさんの木々が植えられていて
通勤の時、いつも僕の目を楽しませてくれる。

ある日の夕方、体育館の入り口に看板が置かれていた。
どうやらホタルが見れるらしい。
世田谷暮らし2年目だそうで、僕の方が先輩だな(笑)。
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体育館横の小道を行くと、そこにはビオトープが。
蝶々のような額紫陽花の花が歓迎してくれる。
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少し屈んで小川をよく見ると、メダカがたくさんいる。
放課後の部活中かな。
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全長が80mのビオトープはなかなか見応えがあったけど
まだ明るかったので残念ながらホタルは見れなかった。
ホタルくん、また来るよ。
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「ホタル、見れなかったです」
「あと1時間後くらいが見頃なんですよ」
人見知りする僕にしてはめずらしく、警備員のおじさんに話しかけた。
自然に触れると人は開放的になるのかな。
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by yacchi-fu | 2008-06-04 22:34 | 帰り道

酸っぱさと苦さの間で。

試合があったのは、たぶん昨日。
書きかけのスコアボードは、誰もいないグランドをずっと見守っている。
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6回裏、13点差。
でもまだまだ挽回のチャンスはある。
にもかかわらず、そこでスコアが止まっているのは
きっと時間切れだったんだろう。

大人だって子どもだって、そういうことってたくさんある。
挽回できるつもりでも、すでに遅かったり、
挽回の余地すらない時だって。

酸っぱさと苦さの中間みたいな気持ちを
少年達はどう解釈するのだろう。
しかしながら、そうして少年は大人になるものだ。
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by yacchi-fu | 2008-05-28 23:16 | 帰り道


ありふれた日々の中から、あんなこと、こんなこと。


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